
ジュニア
2013年2月20日
咬み合わせの発育と矯正歯科治療
乳歯が生えはじめてから10数年を経て永久歯咬合が完成します。
この間に咬み合わせに不正が生じた場合二期に分けた矯正歯科治療をします。
- 初期治療
- 3歳~12歳頃までに行う治療です。
この時期は旺盛な成長発育があるので比較的単純な装置で歯並びの改善を行います。 - 本格治療
- 大きな成長発育の時期が過ぎてから固定式の止め具を用いて矯正します。
ジュニアにおける矯正歯科治療の流れ
初診・相談
問診・視診・触診により治療の開始時期、内容、期間や費用についての説明があります。
精密検査
写真やレントゲン、模型など必要な情報を集めます。身長体重の増加傾向や永久歯の生えかわり状況の検査も行います。
診断・治療計画の決定
検査結果をもとに診断・資料計画・費用などの説明があります。
初期治療 3歳~12歳
永久歯が生えそろう前に、歯やあごの位置関係を改善する装置や舌の癖を直す装置などと使い不正を除去します。
保定
保定
再検査
第二大臼歯が咬み合う頃に行います。
本格治療 12歳~
厳密に歯を動かして咬み合わせ全体を改善する矯正歯科治療です。
保定
良好な咬み合わせを維持するための装置を使います。
治療後の観察
年に1、2回は定期健診を受けましょう。